8/22(土)18時から、「みんなの広場 〜Thinking Beyond 2020〜第2弾世代編」が行われ、世代間の異なるオリパラに対する関わり方などを話し合いました。
第1弾地方編から引き続き、今回は世代編ということで、インタビュー形式で、私たち大学生のオリパラの関わり方を紹介したり、事前にアンケートでお答え頂いた幅広い世代の方のオリパラの関わり方を紹介したりしました✨
前半、ラジオ風に届いたお便りを読み、世代とオリパラについてディスカッションする中で、今回はゲストとして、1964年東京オリンピック・パラリンピック大会に通訳として関わられた、吉田紗栄子さんと郷農彬子さんにご出演いただきました。
吉田さんは、一級建築士の資格をお持ちで、さらに1964年東京大会で通訳を務めたことをきっかけに、障害を持つ人々や高齢者の住環境設計に従事されている方です。障害がある人や高齢者と住まいの関わりをテーマに、これまで個人の住宅や福祉施設のバリアフリーを数々手がけ、バリアフリー住宅の基礎を作ってこられました。現在はアトリエ ユニ代表取締役、NPO法人高齢者の住まいをつくる会理事長などを努めていらっしゃいます。
吉田さんは今と昔と違うところは、街がバリアフリー化し、障がいのある人を街中でよく見かけるようになったことだと言います。街の設備が整っていなかった昔と比べ、今は、ハート面でのバリアフリー化も進んできました。
そして、郷農さんは1964年東京大会で通訳を務められた後、文科省に入省され国連ユネスコを担当されました。そして1983年には国際大会の準備・運営、通訳、翻訳を主たる業務とし、(株)バイリンガル・グループを設立されました。取り扱う言語は30にも及びます。
郷農さんは1964年パラリンピック大会で通訳ボランティアをすることになった経緯や当時のことを話してくださいました。
先が見えない今、来年大会が開催されるのか心配され、ボランティアをされる方もモチベーションが下がったり、不安に思うことも多いと思います。
郷農さんも吉田さんも、1964年大会という大きな舞台で、ボランティアをしたという経験が将来に、そして今に繋がり、とても意味のあるものになったといいます。
来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、今だからこそできること、私だからこそできることってなんでしょう?
皆さんはどう思いますか?
そして、後半にはzoomのブレイクアウトセッションを用いて、質問や意見交換などを行い、参加者の方同士で交流することができました。
新たな繋がりの場になれたのではと思います。
ご参加いただき、ありがとうございました!
第3弾もお楽しみに!
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